ソフトバンクグループが、米有力紙シカゴ・トリビューンなどを抱える米新聞大手トロンクの買収に関心を示していることが16日、明らかになった。米ニュースサイトのアクシオスが、関係者の話として報じた。

 米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントもトロンク買収を検討しているという。

 トロンクは、インターネットメディアの台頭を受けて広告収入などが落ち込み、業績不振に陥っている。今年2月には、経営を立て直すために傘下の有力紙ロサンゼルス・タイムズなどを資産家の医師に5億ドル(約550億円)で売却すると発表。売却で得た資金は債務返済などに充てる。

 経営を巡る混乱も目立つ。シカゴ・トリビューンの報道によると、25%余りの株式を保有する筆頭株主の会長が3月、別のメディアでセクハラ疑惑が報じられる直前に退任。今月13日には、前会長が保有する全株式を約2億ドルで売却することが明らかになった。(共同)