新潟市西区の小学2年大桃珠生さん(7)が殺害された事件で、大桃さんの家族が16日、事件後初めてコメントを出した。7日夜にJR越後線の線路内で大桃さんの遺体が発見されてから、今日17日で10日が過ぎた。愛娘を失った悲しみは、癒えない。以下、コメントの全文。

 「私たち家族は、大切な存在である娘を今回の思いがけない出来事で失い、悲しみの中におります。この状況を受け止めることは難しく、また、犯人が捕まったとしても娘が戻ってくることはありません。今は、1日も早く地域の方々や私たち家族が、穏やかな生活を取り戻せることを願うばかりです。どうかこのような心情をご理解いただき、今後、家族や親族等に対する取材、撮影等についてはご遠慮いただきたいと思います。家族一同」

 一方、死体遺棄などの容疑で逮捕された小林遼(はるか)容疑者(23)が使用していた軽自動車の中に、練炭としちりんがあったことが16日、捜査関係者への取材で分かった。自殺を図ろうとしていた可能性がある。容疑者の自宅近くにはホームセンターがあるが、店長は容疑者の練炭などの購入について「コメントできない」としている。

 また、容疑者が「連れ去りや遺棄に車を使った」という趣旨の供述をしていることも分かった。押収した容疑者の車に、大桃さんを乗せた痕跡がないか調べるなどして、裏付けを進めている。「列車にひかせるため線路に遺体を置いた」との供述も判明。殺害を認める供述もしており、捜査本部は発覚を免れるため事故を装ったとみている。

 この日午前には捜査員が容疑者の自宅前にブルーシートを張り、約20人体制で自宅を捜索した。容疑者が通っていた中学の同級生の女性(23)は「(容疑者は)全く目立つ存在ではなく、知らない人の方が多いのでは」と話した。