静岡県藤枝市の山中で浜松市浜北区の看護師内山茉由子さん(29)の遺体が見つかった事件で、県警が逮捕監禁容疑で逮捕した40代と20代の男は互いに面識がなく、ともに「事件当日に初めて会った」と供述していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 2人はインターネットのサイトを通じて知り合ったといい、浜松東署捜査本部は詳しい経緯を調べている。

 捜査関係者によると、2人はいずれも、面識のない内山さんを連れ去ったことは認めているが、遺棄容疑については否認。事件には従属的立場で関わったとみられ、捜査本部は、主導した人物がほかにいるとみて調べている。

 内山さんは5月26日夕、浜松市中区のフィットネスクラブの駐車場で、自分の車に乗ろうとした際、2人の男に押し入られ、車ごと連れ去られる様子が駐車場の防犯カメラに写っていた。クラブと同じ建物に入るパチンコ店の防犯カメラには、この2人と一緒にもう1人男の姿が写っており、事件には少なくとも3人が関わったとみられる。

 県警は家族から行方不明届を受け捜査。三重県桑名市で乗り捨てられていた内山さんの車を見つけ、6月9日夕には藤枝市瀬戸ノ谷の山中で遺体を発見した。(共同)