競技場における人種差別行為がたびたび問題になるワールドカップ(W杯)で、FIFAが「差別監視システム」を初導入する。

 差別撲滅を目指す団体「Fare」がFIFAと協力して15年から実施しており、世界中のファンが集まる祭典でも厳しい目を光らせる。全64試合に派遣する監視員は、当該対戦チームの国から1人ずつとロシア人の3人態勢。客席から差別的と判断できる横断幕、歌などを確認した場合、写真や動画で証拠を押さえてFIFAに報告する。人種、宗教などの差別だけでなく、民族主義など排外的な思想も対象となる。