大きな被害が出ている西日本豪雨を受け、各地の市民団体でつくる「震災がつなぐ全国ネットワーク」(事務局・名古屋市)が、生活再建へ向けた手引の冊子「水害にあったときに」の活用を呼び掛けている。茨城県常総市など過去の浸水被害の経験を基にまとめたもので、被災地に無料で送付している。

 手引の概要は、同ネットワークのホームページに掲載されている。ポイントは、<1>保険金の請求などのため、浸水した深さや被害状況が分かる写真を撮る<2>公的な支援を受けるために必要な罹災(りさい)証明書の発行を受ける<3>片付け作業後は手を消毒-など。

 床下や壁のチェックポイント、片付けをする際は肌の露出は避け、水分補給するなどの注意も書かれている。

 手引は、各市民団体の支援活動の体験に加え、水害のあった常総市と兵庫県丹波市、山口県萩市の関係者からの聞き取りを基に2017年に作成した。

 冊子を希望する場合、メールで受け付ける。件名を「震つなへの問い合わせ(水害にあったときに)」とし、本文に宛先と名前、被災した地域を書いて事務局のアドレス(info@rsy-nagoya.com)に送る。(共同)