自民党の「党利党略」がまかり通った。参議院の定数を6増する自民党の公選法改正案は11日、参院本会議で可決、衆院に送付された。6議席中、比例代表の一部の「特定枠」は、合区対象県で選挙区に出馬できない自民党候補の「救済枠」になる。

 国会議員に求められる「身を切る改革」に逆行し、身内に甘い姿を露呈したことに加え、国会全体が西日本豪雨の対応に当たる中、どさくさに紛れて時代に逆行するような選挙制度をごり押しする自民党の姿に、野党は「火事場泥棒だ」と批判。自民は今国会中の法案成立を目指すが、野党は内閣不信任決議案提出の時期を探り、成立阻止を目指す。