沖縄県の基地反対運動を取り上げた東京MXテレビの番組「ニュース女子」の特集を巡り、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会がヘイトスピーチ反対団体の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表への人権侵害を認定した問題でMXは10日、同社のホームページに「当社見解」として主な反省点と辛氏らへの謝罪などを掲載した。

 見解によると、反省点として、過激な反対運動と結び付け、国籍や民族を明示して辛氏の名前を挙げるなど人権への配慮を欠き、辛氏に多大な苦痛を与えたとしている。

 この番組は別会社が制作。放送前にMXが内容を確認しており、<1>平和的に反対運動をしている人までも暴力的な運動をしているかのような誤解を視聴者に与える内容を、制作会社に変更するよう要請しなかった<2>事実関係の裏付けが不十分な箇所があったのに、制作会社への確認を尽くさなかった-なども反省点に挙げた。(共同)