経済産業省は9日、最大震度7を観測した北海道の地震による停電が午後2時現在で445戸となったと発表した。道内全域約295万戸の停電はほぼ復旧した。北海道電力は電力供給力が十分でないとして、道内でできる限りの節電を要請。週明け10日から2割の節電を呼び掛ける。

北海道電の最大の火力、苫東厚真火力発電所(厚真町)は復旧していない。1週間程度の復旧を見込んでいたが、さらに時間がかかる可能性も出ている。

経産省や北海道電は地域を区切って電力供給を順番に止める計画停電について、10日は実施を予定していないと説明している。11日以降は節電の状況を見て判断する考えだ。

経産省によると、北海道管内で最大346万キロワットの供給力を確保した。週明けピーク時の想定需要を地震前の383万キロワットとすると、供給力の不足率は約10%になる。これは2011年の東京電力福島第1原発事故後の東電管内並みだとしている。

経産省は平日の日中に2割の節電に協力してもらえる企業や団体を募集。同省のホームページを通じて登録すると「節電サポーター」として掲載される。(共同)