9日午後3時半ごろ、JR京葉線新木場-葛西臨海公園間の下り線で、線路付近から煙が上がっているのを乗務員が見つけた。京葉線は東京-南船橋間と西船橋-市川塩浜間の上下線で運転を見合わせたが、いったん消火した後も火花が発生するなどし、再開のめどが立っていない。

日曜日ということもあり、沿線の東京ディズニーランド(TDL)など行楽地を訪れた人たちが足止めされ、最寄り駅には長い行列ができた。

JR東日本千葉支社によると、駅間停車はなく、けが人もいない。現場は鉄橋上で、線路に流れる電流が鉄橋にも伝わってショートしないような構造にしているが、何らかの原因でショートが起きたとみられる。

TDLがある舞浜駅(千葉県浦安市)では、改札前に人だかりができ、地面に座り込む人も。駅係員はバスなどの案内に追われた。

家族でTDLを訪れた長野県松本市の会社員志田悠太さん(39)は「明日は会社もあるので早く帰りたいが、一番確実に帰宅できる方法が分からない」と困惑。バスを待つ長い列に並んでいた名古屋市の大学3年近藤まなみさん(21)は「新幹線で帰る予定だったが、間に合うかどうか…。泊めてもらえないか、友人に連絡を取っている」と話していた。(共同)