北海道は9日、厚真町で農業佐藤正芳さん(65)ら、新たに4人の死亡が確認されるなど死者が39人になったと発表した。同町では依然1人の安否が不明で、道警や自衛隊が7000人以上の態勢で捜索と被災者の支援を続けた。避難者は約2617人。

道内の鉄道や空路は復旧が進み、本州への農作物の輸送などを担うJR貨物は道内で運行を開始、JR北海道も札幌と旭川、網走などを結ぶ特急を再開した。新千歳空港では国内線発着便の9割以上が運航、国際線は平常通りに運航した。

地震発生後、道内全域に及んだ停電はほぼ解消。だが北海道電力の最大の火力、苫東厚真火力発電所は復旧しておらず、北電は今日10日から2割の節電を呼び掛ける。高橋はるみ道知事も9日夜、「道が一丸となって2割の節電に取り組まなければならない」と道民に協力を求めた。