地震によって断水が続き、住民が避難生活を強いられている北海道の安平町で10日、ボランティアの活動が始まった。土砂崩れによる被害者が集中した厚真町でも、登録を開始。現地に設けられたボランティアセンターは、必要な支援の把握を進めている。

安平町では、ボランティアが被災した住民を病院へ送迎したほか、高齢者が避難所に設置された自衛隊の入浴施設を利用する際に介助を行った。活動は住民から依頼を受けた場所で行っており、町の災害ボランティアセンターのホームページからの登録が必要という。現地では登録できない。

厚真町でもボランティアセンターが立ち上がり、住民から必要な支援を聞き取るなど、受け入れ体勢を整えている。厚真町社会福祉協議会の松田敏彦事務局長(62)は「皆さんの力を借りて、住民に安心してもらいたい」と話し、早ければ13日にもボランティアの派遣を開始する予定だ。

厚真町にボランティアの下見に来たという千葉県船橋市の建設業庄子俊英さん(53)は「被災者のニーズを把握し、地元のボランティアと協力しながら活動したい」と意気込んでいた。

むかわ町は、ボランティアの登録を始めているが、活動開始日は未定としている。(共同)