斎藤健農相は10日、築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の開場を認可した。東京都が申請していた。開場に必要な国への手続きを終えたことになり、予定通り10月11日に開業する。

10日午後、都の幹部が農水省を訪れ、同省の担当者から認可書を受け取った。小池百合子知事は都庁で報道陣の取材に「(豊洲の)開場に向け、さらに準備を進めたい」と述べた。

築地市場は10月6日に最終営業日を迎え、市場で営業する約900の事業者は同月11日までに豊洲に引っ越す。

豊洲市場は当初、2016年11月にオープン予定だったが、地下水の安全性への懸念などから小池知事が延期を表明。その後、建物下に土壌汚染対策の盛り土がないことが発覚し、今年7月まで対策工事を続けていた。工事完了を受け、小池知事が安全宣言をした。

市場移転や規模変更の際に必要な認可は卸売市場法に基づくもので、都が8月1日に申請していた。(共同)