北海道は10日、厚真町で最後まで安否が分からなかった男性1人(77)の死亡を確認したほか、新たに苫小牧市の50代男性の死亡が確認されたとして死者が41人になったと発表した。内訳は厚真町で36人、苫小牧市で2人、札幌市、むかわ町、新ひだか町で各1人。安否不明者がゼロになったことで、厚真町では不明者の捜索を終了した。10日午前10時現在で避難者は約2700人、断水は約8000戸。

厚真町幌内地区の男性は、自衛隊などの捜索で10日未明に発見された。同地区に住む70代女性は「真っ暗な土の中で、冷たかっただろう」と言い、黙り込んだ。町内の保育士の女性(62)は「全員見つかったが残念な結果で複雑な気持ち。亡くなった方の分も復興に取り組み、元の生活に戻したい」と話した。