長崎県対馬市の入江有紀元市議(75)は12日、長崎市内で記者会見し、市議だった2015年に、同僚の大部初幸(だいぶ・はつゆき)市議(69)から胸を触られるなどのセクハラ行為を受けたとして、慰謝料など計330万円の損害賠償を大部氏に求めて長崎地裁厳原支部に11日に提訴したと明らかにした。

大部氏は強制わいせつの疑いで書類送検されたが、長崎地検は8月「起訴するだけの証拠が集まらなかった」として不起訴処分とした。入江氏によると、同氏はこれを不服として長崎検察審査会に審査を申し立て、今月4日に受理された。

訴状によると、入江氏は15年10月、他の市議らと視察として訪れた熊本県菊池市のホテルで、ほかの市議らがいる中で、大部市議から複数回押し倒されたり胸を触られたりした。

大部氏は書類送検時の取材に「セクハラ行為はしていない」と主張。提訴については、家族を通じ「ノーコメント」と回答した。(共同)