台湾南部、台南市に設置された慰安婦を象徴する少女像に向かって日本人の男性が蹴るような動きをしたとされる問題で、男性が所属していた保守系団体「『慰安婦の真実』国民運動」の加瀬英明代表は12日、同団体のホームページ上で「不快な思いをされた台湾の皆さまに心よりおわび申し上げます」との謝罪文を発表した。

同団体は6日、慰安婦像の説明に事実と異なる内容があるとして台南市で像の撤去を要請。その際に同団体幹事の男性が像を蹴るような動きをした様子が監視カメラに写っており、像を設置した団体などが謝罪を求めていた。

加瀬代表は、男性は蹴っていないし、蹴る意図もなかったと主張しているが、画像を見る限り像を蹴るようなそぶりをしたことは明らかで不適切だったとした。また「今回の件で日台の友情が損なわれることを最も憂慮しています」とも指摘した。

男性は11日付で幹事を辞任したという。(共同)