13日午前2時半ごろ、成田空港の滑走路の近くで爆発物のようなものが見つかり、2本ある滑走路のうちA滑走路を、午前5時半ごろから閉鎖した。千葉県警などが撤去し、閉鎖から約3時間後の午前8時20分ごろに運用を再開した。

県警によると、成田空港建設反対派が使っていた飛行弾の可能性がある。成田は地元農民や支援の活動家らによる激しい闘争を経て1978年5月に開港。反対派による飛行弾使用は、2008年3月に最後に確認されている。捜査関係者によると、今回見つかったものは形状などが30年以上前の飛行弾に近く、爆発の危険性は低いという。

成田国際空港会社(NAA)や国土交通省によると、爆発物のようなものは、A滑走路近くの誘導路付近の緑地帯で、工事をしていた業者が発見。一部が土に埋まった状態だったといい、約1時間後にNAAに連絡した。

滑走路は2本とも原則午前6時から運用開始。国交省成田空港事務所によると、A滑走路閉鎖の影響で、成田に到着予定だったマレーシア航空の便が韓国・仁川へ行き先を変更した。(共同)