JR東日本は11日、東京電力福島第1原発事故で廃炉作業の拠点となったサッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)の近くに設置する常磐線の新駅の名称を「Jヴィレッジ」にすると発表した。来年4月開業予定で、主要施設が再開したJヴィレッジへの集客を後押しする。

設置場所は木戸-広野間で、Jヴィレッジや周辺でのイベント開催時のみ停車する臨時駅となる。常磐線は原発事故のため浪江-富岡間が不通となっており、JR東は2020年3月末までの全線開通を目指している。

JR東で駅名にアルファベットが入るのは初めて。地元の要望を踏まえ、分かりやすい名称にしたという。

駅名の発表に先立ち、整備中のホームや駅舎などの様子を報道陣に公開した。総事業費は約15億円。

Jヴィレッジは1997年に国内初のサッカーのナショナルトレーニングセンターとして開設され、原発事故後は廃炉作業の対応拠点として利用された。今年7月にメインスタジアムやレストランなどが再開。来年4月には天然芝のグラウンド2面が完成し、全面再開する予定。(共同)