東京都の小池百合子知事は6日、自民党都連幹事長の高島直樹都議や党本部の二階俊博幹事長と5日に会談した際、過去の知事選や都議選で自民党都連を批判したことについて「言葉が過ぎた部分があった」と陳謝したことを明らかにした。

都庁で報道陣の取材に答えた。小池氏は政府が大都市への税収集中を是正するため検討している地方法人課税の見直しに反対しており、自民党都連の協力を得るため、歩み寄る姿勢を見せた形だ。

小池氏は「税制の問題や、2020年東京五輪・パラリンピックというイベントを抱え、オール東京で臨みたいとお願いした」と述べた。

都幹部は今後、ヤマ場を迎える税制改革や、準備が本格化する東京大会に向け「自民との協力が不可欠と判断したのではないか」と話した。

都議会の最大会派「都民ファーストの会」を事実上率いる小池氏は、16年の知事選や17年都議選を通じて自民党都連と対立。知事選に出馬する際には、都連に推薦を依頼していたが取り下げ、都連を「ブラックボックスだ」などと痛烈に批判し、就任後もたびたび敵対していた。今年3月の都議会では、自民党が41年ぶりに当初予算案に反対した。