オリンピック(五輪)に初参加した日本人の一人で、NHK大河ドラマ「いだてん」主人公のマラソン選手・金栗四三が晩年を過ごした熊本県玉名市で12日、ドラマの衣装や撮影風景の映像などを公開する大河ドラマ館のオープン記念式典が開かれた。

市や地元企業などでつくる協議会が、JR玉名駅東約1キロにある旧市役所跡地(同市繁根木163)に整備した。約410平方メートルの展示スペースに、玉名市や芦北町など県内での撮影風景の映像を流すほか、金栗を演じている中村勘九郎さんが走る際に使った足袋や衣装などを展示。

スクリーンに囲まれた体感シアターでは、金栗ゆかりの地を実際に走っているような体験ができる。

式典には自治体関係者ら約100人が参加した。蒲島郁夫知事は「ドラマの舞台、玉名市を中心とする地域の素晴らしさを、全国の皆さんに分かってもらいたい」とあいさつした。

公開期間は来年1月13日までで、年中無休。当日の入館料は高校生以上600円、小中学生300円など。(共同)