中国で旧暦の大みそかに当たる4日、春節(旧正月)の大型連休が始まった。

連休は10日まで。新年を祝う花火や爆竹が風物詩だが、近年、安全や大気汚染対策を重視し、都市部を中心に使用禁止区域を拡大したり売り場を減らしたりして制限を強化。北京では今年、購入者の実名登録制が導入された。

中国メディアによると、北京市では2年前に511カ所あった花火・爆竹の売り場が1年前は87カ所と激減、この春節はさらに37カ所にまで減らされた。市中心部での使用は禁止されている。

中国当局は「文明的な年越し」を呼び掛け、花火や爆竹をできるだけ使用しないよう奨励。使用制限を設ける都市は全国で900を超え、増加傾向にある。

北京市朝陽区の売り場では4日、爆竹や花火を買い求める人が列をつくり、購入の際は身分証を機器にかざし、データを登録していた。購入した男性は実名登録制について「事故や違反があった際の(当局による)責任追及のためだろう。安全には気を付けたい」と話した。(共同)