立憲民主党の枝野幸男代表は11日、都道府県連の幹部を集めた全国幹事長会議で、夏の参院選に合わせた衆参同日選挙に備え、衆院選の候補者の擁立作業を前倒しするよう指示した。「解散を打つなら、しっかりと受けて立つ決意だ」と述べた。執行部は衆院候補者の全国公募を3月上旬から実施する方針を示した。

会議では、4月の統一地方選で積極的に女性候補の擁立を進める方針を確認。参院選は32ある改選1人区で候補者一本化の野党間調整を加速させることも報告された。

地方組織からは、国民民主党との野党第1会派争いから、立民が社民党と統一会派を組んだことに対する選挙への影響を懸念する意見も出た。執行部は「会派であり、党が合流したわけではない」として理解を求めた。

衆院選対応に関し枝野氏はあいさつで、多くの国民の暮らしが悪化しているとして「いつ、あちらが我慢し切れなくなって解散を打っても、われわれが大きく躍進して、日本の政治の流れを変えられるようにしたい」と強調した。

安倍晋三首相が10日の自民党大会で民主党政権時代を「悪夢」と表現したことに触れ「利権を手放した彼らにとっては、悪夢のような時期だった」と皮肉った。(共同)