26日午前7時25分ごろ、鹿児島県出水市で女子中学生が襲われ、頭から血を流していると119番があった。県警は事件に関与した疑いのある男の身柄を熊本県内で確保し、同日夜、強制わいせつ致傷の疑いで逮捕した。県警によると、男は熊本県津奈木町の養鶏作業員長浜雄介容疑者(23)。女子中学生は、容疑者と面識はないと話しているという。

県警によると、容疑を認め、わいせつ目的だったことをほのめかす供述をしている。

県警によると、女子中学生は頭に10日間の切り傷を数カ所負った。刃物によるものかどうかは不明という。市教育委員会によると、当時は1人で登校中だった。

県警などによると、市内の公民館付近で男が女子中学生を襲っているのを、通学路をパトロールしていた男性(69)が目撃し、119番した。男性が通報の前に「何しよっとか、離れろ」と叫ぶと、男は近くに止めてあった軽乗用車で逃走した。

目撃した男性によると、当初、襲撃場所近くの路上にナイフが置いてあった。男が逃げた後にはなくなっており、持ち去ったとみられる。男性は自治会役員を務めており、ほぼ毎朝、付近をパトロールしていた。

現場は住宅が点在する地域。近くに勤務する男性(35)は「現場付近は人通りが少なく、普段は静かな場所だ」と話し、近隣住民の男性(83)も「地元の人間しか通らないようなところでこんな事件が起きるなんて」と驚いた様子だった。(共同)