財務省は10日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が、2018年度末時点で1103兆3543億円になったと発表した。17年度末に比べて15兆5414億円増え、3年連続で過去最大額を更新した。13年度末から6年続けて1千兆円を上回っている。

社会保障費などの財源を赤字国債で賄ってきたため、満期10年以上の長期国債が増えた。総務省推計の4月1日時点の総人口(1億2623万人)で割ると、国民1人当たり約874万円の借金を抱えている計算だ。

借金の内訳は、国債が976兆8035億円に上り、17兆6622億円増えた。金融機関などからの借入金は8210億円減って53兆2018億円。一時的な資金不足を穴埋めするために発行する政府短期証券は、1兆2999億円減の73兆3490億円だった。(共同)