群馬県南牧村で停車中のマイクロバスが斜面を転落し、車内にいた登山客が重軽傷を負った事故で、県警は11日、業務上過失傷害の疑いで逮捕した運転手の海老原功容疑者(66)が経営する茨城県守谷市の会社を家宅捜索した。

県警は当初、重軽傷者数を14人としたが、12人と訂正した。

事故は10日午後2時50分ごろ発生。南牧村の烏帽子岳登山口の駐車場付近で、海老原容疑者が車を離れた際、バスが約50メートル自走した後、斜面を約20メートル落ちた。

県警によると、海老原容疑者は「エンジンをかけてギアをニュートラルにしていた。サイドブレーキは引いたが、甘かったかもしれない」と供述。県警はさらに詳しい状況を調べる。

海老原容疑者はレンタカー業を営んでおり、自社のバスを運転して登山客の男女18人を乗せ、茨城県取手市から日帰りで現地を訪れた。

群馬県警によると、けがの12人のうち重傷は茨城県取手市の介護福祉士河合正子さん(70)と、同守谷市の無職井上笙子さん(74)で手や腕を骨折した。(共同)