お茶の水女子大付属中(東京都文京区)で秋篠宮家の長男悠仁さま(12)の机に刃物が置かれた事件で、建造物侵入の疑いで逮捕された住所、職業不詳長谷川薫容疑者(56)について、東京地検が責任能力の有無を調べるため裁判所に鑑定留置を請求し、認められたことが16日、関係者への取材で分かった。

病院などに収容され、医師らが事件当時の精神状態を調べる。地検は鑑定留置終了後に刑事処分を決める。

長谷川容疑者は、4月26日午前11時ごろ、正当な理由がないのに文京区大塚2丁目の付属中に侵入した疑いで、同29日に警視庁に逮捕された。

捜査関係者によると、当時、悠仁さまは教室にいなかった。長谷川容疑者は刃物を置いたことを認め「(悠仁さまを)刺そうと思った」と供述。天皇制や皇位継承の在り方を批判する趣旨の話もしているという。

事件を受け、学校側は保護者らに謝罪。警備を強化して今月13日から授業を再開している。(共同)