東京・小笠原諸島に位置する西之島が噴火で拡大し、領海と排他的経済水域(EEZ)を合わせた日本の「管轄海域」が約50平方キロ広がったことを踏まえ、31日に同島周辺の地形図と海図を約2年ぶりに改訂することになった。国土地理院と海上保安庁が22日、明らかにした。

改訂前に比べ、西之島の面積は0・17平方キロ増え2・89平方キロに拡大、標高も17メートル伸び160メートルとなる。領海は約4平方キロ、EEZは約46平方キロそれぞれ広がる。

改訂に用いた測量データには、昨年7月に海保が陸地や海岸線をレーザーで調べた結果と、同12月に国土地理院が撮影した空中写真を使用した。

西之島は無人島で、2013年、約40年ぶりに噴火した。噴火前に0・29平方キロだった島の面積は、流れ出た溶岩により17年に9倍の2・72平方キロに拡大。国土地理院と海保は同年6月、地形図と海図を改訂した。その後も火山活動が続き面積が拡大したため、今回さらに改訂を行った。(共同)