令和最初の国賓として来日したトランプ米大統領夫妻の歓迎行事が27日午前、皇居・宮殿で行われ、天皇、皇后両陛下が出迎えられた。宮殿・東庭で両国の国歌が演奏され、トランプ氏は自衛隊の儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼を受けた。皇嗣(こうし)秋篠宮ご夫妻や安倍晋三首相夫妻、閣僚らも出席した。

両陛下にとって代替わり後初の本格的な国際親善の場で、歓迎行事後は宮殿「竹の間」で大統領夫妻と会見し、夜には宮中晩さん会を催す。

メラニア夫人を伴い大統領として2017年11月以来、2回目の来日となったトランプ氏だが、両陛下が会うのは今回が初めて。前回は上皇ご夫妻が住まいの皇居・御所(現・吹上仙洞(せんとう)御所)で懇談した。上皇さまは「両国はかつて戦争をした歴史がありますが、その後の友好関係、米国からの支援により、今日の日本があるのだと思います」と伝えた。

宮中晩さん会は宮殿の「豊明殿(ほうめいでん)」で行われ、陛下のあいさつの内容が注目される。陛下は皇太子時代の11年11月、ブータン国王夫妻を歓迎する宮中晩さん会で、気管支炎で入院していた上皇さまの名代として、あいさつをしたことがある。

晩さん会には、プロゴルファーの青木功や、京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥さんも招かれている。

両陛下は28日、大統領夫妻が宿泊する皇居近くのホテルを訪れ、夫妻の離日を前に別れのあいさつをする。(共同)