甲子園の次は、札幌ドームのヒーローだ! 日本ハムドラフト1位ルーキー吉田輝星(18)のプロ初登板初勝利に、地元秋田が沸いた。

12日、秋田市中心部の商業施設でパブリックビューイングが行われ、多くのファンが集結。「あと1球」コールの中、最後の打者が凡打に倒れて吉田の初勝利が決まると、場内は大歓声に包まれた。昨夏、秋田ばかりか全国を熱狂させた「金農フィーバー」を超えたとの声も出た。

この日、用意された480席は午後6時の試合開始前に埋まった。広島戦の先発マウンドに立った吉田がスクリーンに映し出されると、熱気は一気に急上昇。観衆は食い入るように見つめ、初のストライクには手をたたいて喜んだ。

被安打にはため息が漏れたが、1回表の満塁の危機を無失点で乗り切るとひときわ大きな歓声が。5回1失点で勝ち投手の権利を得て降板すると観衆は拍手でねぎらった。

会社帰りに訪れたという秋田市の会社員(45)は「昨年の夏を思い出した。吉田君にはこれからも秋田を盛り上げてほしい」とうれしそうに話した。