東京都新宿区歌舞伎町のカラオケ店で1月、韓国籍の男性が射殺された事件で、殺人などの容疑で公開手配されていた指定暴力団住吉会系元組員阿部勝容疑者(56)が確保された際、所持していた拳銃に銃弾4発が装てんされていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策4課は、いつでも使用できる状態で逃走を続けていたとみて、性能などを詳しく調べる。

捜査関係者によると、組対4課は11日夕に東京都江戸川区内の駐車場で阿部容疑者を確保。持っていたかばんから実弾6発が見つかり、うち4発は弾倉に入っていた。阿部容疑者は当初逃走を図り、捜査員十数人が取り押さえた。かつらや帽子をかぶっており、変装していた可能性がある。

阿部容疑者は歌舞伎町のカラオケ店で1月21日、韓国籍の李興宗さん=当時(65)=に至近距離から数発発砲し、殺害したとして、今月11日に殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕された。(共同)