兵庫県宝塚市の宝塚健康福祉事務所(保健所)は12日、市立美座小5年の児童が9日に搬送された食中毒の原因は、ゆでた皮付きのジャガイモに含まれていた有毒成分ソラニンだったと発表した。発症した児童は16人となり、いずれも快方に向かっている。

保健所によると、9日の家庭科の調理実習で、畑で収穫したジャガイモを使って児童が粉ふきいもを作り、50代女性教諭は皮付きのままゆでた。教諭が「おかわり用」として用意し、児童の大半が食べたという。

保健所が同じ畑のジャガイモの成分を分析し、通常の数倍のソラニンを検出。ソラニンは自然毒で、皮や芽に多く含まれる。小さいものや、日光に当たり緑色に変色したものに特に多い。各地の学校で同じ原因の食中毒がたびたび発生していることから、保健所が注意を呼び掛けている。(共同)