9日午後7時15分ごろ、横浜市南区大岡の路上で、佐川急便の配達員の男性(45)が男に刃物で右脇腹を切り付けられた。

約5分後、約70メートル離れた路上で国家公務員の男性(49)が左腕を男に刃物で切られた。2人とも意識はあり、命に別条はない。襲ったのは同じ男とみられ、現場から逃走。神奈川県警南署は連続通り魔事件とみて、傷害容疑で行方を追っている。

南署によると、男は20~40代で身長は170センチぐらい。半袖、半ズボン姿で髪は短かった。けがをした2人はいずれも、男とは面識がないと話している。現場から刃物は見つかっておらず、付近の防犯カメラの画像を解析するなどして調べている。

配達員の男性は、不在伝票を整理中に背後から切られた。病院に運ばれ、入院する。公務員の男性も歩いて帰宅途中、いきなり襲われた。

現場は市営地下鉄ブルーライン弘明寺駅や南署のすぐ近くの住宅街。近所に住む無職女性(67)は「警察署の近くでこんな事件が起きるなんて心配。外出も怖く家の扉や窓の鍵を全部かけた。逃げた犯人は早く捕まってほしい」と話した。(共同)