お盆休みの帰省や出国ラッシュが10日から本格化し、駅や空港などは早朝から混雑した。下りのピークと予想された新幹線は多くの列車で自由席の乗車率が100%を超え、高速道路も30キロ超の渋滞が発生した。

JR各社によると、東京発盛岡行きの東北新幹線やまびこで150%、金沢行きの北陸新幹線はくたかで140%となったほか、名古屋発博多行きの東海道・山陽新幹線のぞみで180%を記録した。

日本道路交通情報センターによると、岐阜県の名神高速道路安八スマートインターチェンジ付近を先頭に東名高速まで32キロの渋滞。神奈川県の中央自動車道藤野パーキングエリア付近で30キロ、同県の東名伊勢原ジャンクション付近でも26キロの渋滞となった。

空の便は国内線の下りが9日から12日にかけて、国際線の出国が9~10日にピークとなる見通し。

Uターンのピークは新幹線や高速道路が15日、空の便の国内線は16~17日、国際線は18日と予想されている。台風10号が日本列島に接近しており、お盆休みの後半に影響を与える可能性もある。

JR東京駅の新幹線ホームは、自由席に並ぶ人の列などで朝から混雑した。東京都墨田区の会社役員石井紀一さん(77)は、墓参りや親戚に会うため滋賀県米原市を訪問予定。「一番の楽しみは、全国各地にいる孫に会えること。一緒に野球をやりたい」と笑顔を見せた。(共同)