京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで35人が死亡した放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41=殺人などの容疑で逮捕状)が、少なくとも数年前から小説を書くなど創作活動をしていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。

青葉容疑者と同姓同名で、住所や電話番号が一致する人物が、過去に京アニに小説を応募しており、京都府警は容疑者本人と判断した。青葉容疑者は事件直後に身柄を確保された際、「小説を盗まれた」と話しており、強い思い入れを持っていたとみられる。

捜査関係者によると、京アニの人気作品と同じジャンルの「学園もの」など、複数の小説を応募していた。形式面の不備で1次審査で落選したが「小説として読める内容」(捜査幹部)だったという。

青葉容疑者は7月18日午前10時半ごろ、第1スタジオにガソリンをまいて火を付けた疑いが持たれている。やけどの症状が依然重く入院中で、逮捕の見通しは立っていない。(共同)