東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土壌の処分を所管する環境相に小泉進次郎氏が内定したことを受け、10日、福島県の被災者らでつくる市民団体は「今までの環境相のように問題を先延ばしにしないで」と要望した。

汚染土壌を30年にわたり保管する中間貯蔵施設(同県双葉町、大熊町)の地権者有志が集まる団体の代表門馬好春さん(62=東京都渋谷区)は施設が最終処分地になるとの疑念が拭えずにいる。「将来総理になるとも言われている人だから、搬出できる県外の処分場のめどを付けてほしい」と期待する。

東日本大震災の被災地からは、復興相就任を期待する声も。宮城県女川町の自営業酒井孝正さん(73)は、小泉氏が復興政務官時代、同町の仮設住宅を頻繁に訪れたことに触れ初入閣を歓迎する。「『人気はあるが実行力は分からない』との意見もあるだろうが、若きリーダーとして頑張ってほしい。できれば復興相をやってほしかった」と話した。(共同)