米アップルは10日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新型「11」シリーズを発表した。日米などで20日に発売する。高級モデル2機種と価格を抑えた1機種で、広い範囲を写せる超広角カメラを備えたのが特徴。価格は7万4800円(税別)からで、新機種の最低価格を前年よりも下げた。サービスも強化し、韓国や中国勢に対抗する。

ゲームの定額遊び放題サービス「アップルアーケード」は19日(日本時間20日)に始める。定額の動画配信サービス「アップルTV+(プラス)」は11月1日に開始。価格はいずれも月額600円。

新型アイフォーンは、高精細な有機ELを用いた画面6・5インチの「11プロマックス」が11万9800円から、5・8インチの「11プロ」は10万6800円から。背面に三つのカメラを搭載。シルバーやゴールドなど4色。「11」は6・1インチの液晶画面を採用、背面に二つのカメラがある。7万4800円から。グリーンやパープルなど6色。

3機種ともアップルが独自に開発した演算チップを搭載し、従来機種と比べ、処理速度が向上し、電池の駆動時間も長くなったとしている。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は10日、米カリフォルニア州クパチーノの本社で開いた発表会で「顧客はアイフォーンを愛している。われわれはより良くするための努力を続けている」と語った。

腕時計型端末「アップルウオッチ」の新型「シリーズ5」は今月20日に発売する。文字盤の画面を常時表示するようになった。価格は4万2800円から。

タブレット端末「iPad(アイパッド)」の新型は今月30日に発売する。画面サイズが10・2インチと従来機種より大きくなり、専用キーボードに対応。3万4800円から。(共同)