萩生田光一文部科学相は11日夜の就任記者会見で、教育勅語について「憲法、教育基本法の制定をもって法制上の効力を失っている」と述べた上で「個人としては、現代文に直した時、親孝行や友達を大切にするとか、日々の暮らしの中で、一つ参考になることもあると思う」との考えを示した。

さらに萩生田氏は「教育勅語そのものを離れて、友達を大切にということは現在も通用する。私自身が価値を見いだす内容がある」とも付け加えた。

教育勅語を巡っては、柴山昌彦前文科相が昨年10月の就任会見で「現代風にアレンジした形で、今の道徳などに使えるという意味で普遍性を持っている部分がある」と発言。野党などから批判を浴びた。(共同)