愛媛県は12日、学校法人加計学園(岡山市)が同県今治市に開設した岡山理科大獣医学部の施設整備費補助金の関係文書について、非開示部分を黒塗りするのを忘れたまま誤って開示したと発表した。県の担当者は「関係者にご迷惑を掛け、申し訳ない」と謝罪した。

県によると、開示ミスがあったのは2017年度と18年度の「愛媛県今治新都市中核施設整備費補助金」の関係文書。8月26日に今治市民からの情報公開請求を受け付け、9月9日に開示を決定した。

誤って開示した部分には、獣医学部がある今治キャンパスの設置経費の内訳などが記載され、工事の契約金額と、県が審査して減額した金額などが含まれていた。また、支払い時期の年次計画も黒塗りされていなかった。

県の情報公開条例に基づいて非開示部分を決めた県地域政策課の担当者が、8ページにわたる非開示部分を黒塗りするのを忘れ、10日に県東予地方局の今治支局を訪れた請求者に公開した。

翌11日、請求者がインターネット上で公開している文書を見た今治市職員が気付き、県に報告して発覚した。(共同)