19年のノーベル化学賞を受賞した、旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71)が、受賞から一夜明けた10日、久美子夫人(71)とともに都内で会見を開いた。

久美子夫人は、吉野氏の食生活について「好き嫌いは結構、激しいです」と明かした。その上で「体のために緑黄色野菜を取って欲しいのに、のけていく…食べないんです。『もう食べたから、いいと』」と、吉野氏が野菜が嫌いだと暴露した。

さらに、タバコをやめないことにも苦言を呈した。久美子夫人は「食べもののこともそうですし、タバコに関しても体に悪いのに、隠れてたばこを吸っている。『辞めたらストレスを抱えて、他の病気になる』と」と言い、苦笑いした。吉野氏も「その通りです」と素直に認めた。

吉野氏は普段、家庭でも口数が少ないという。少ない口数の、どこから気持ちを推し量るのかと聞かれると、久美子夫人は「深く考えたことはない」と答えた。その上で「要所で、きちんとする。安心してついて行ける感じ」と口にして、夫への信頼が深いことをのぞかせた。

そして「最高のプレゼントを、ありがとうございます」とノーベル賞の受賞に対し、改めて感謝した。【村上幸将】