北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、金正恩朝鮮労働党委員長が中朝国境の白頭山のふもとにある三池淵郡の開発を視察したと報じた。

金氏は「米国をはじめとする敵対勢力がわが人民に強いてきた苦痛はもはや苦痛ではなく、怒りに変わった」と述べ、米国への対決姿勢を強調した。

また、金氏は北朝鮮が「革命の聖地」とする白頭山にも登頂。同日付の党機関紙、労働新聞は白馬に乗った金氏の写真を多数掲載した。いずれも具体的な日時は不明。

金氏は三池淵の都市開発を視察し、制裁下にあっても「自力更生」により経済発展が可能であることがこの1年で証明されたとの考えを示した。

朝鮮中央通信は、金氏がいかなる脅しや誘惑にも動じず、北朝鮮を「最強の力を保有する強国」にしたと称賛。白頭山登頂に同行した幹部らは「世界が驚く雄大な作戦が繰り広げられる」と確信したと伝えた。対米交渉や核ミサイル開発での方針決定を示唆した可能性がある。(共同)