NHKから国民を守る党の党首立花孝志氏(52)と、前埼玉県知事の無所属上田清司氏(71)の一騎打ちとなった参院埼玉選挙区補欠選挙は、27日の投開票に向け終盤戦だ。立花氏は22日、実業家堀江貴文氏と対談し、一部がインターネットで中継された。知事を16年務め、立憲民主党同県連などから支援を得る上田氏は駅頭で地域振興を訴える手堅い戦いぶりだ。

立花氏は堀江氏との対談で、野党のほか、独自候補擁立を見送った自民党の国会議員の応援も受ける上田氏を「すごい寝業師」と表現。低投票率が予測されるとし、県による補選の周知が足りないと批判した。立花氏はこれまでも街頭演説を動画サイトに投稿するなどネット戦術を駆使。演説後に記念撮影の列ができるなど効果もうかがえる。

上田氏は駅前で乗降客らに長時間訴えることが多い。4度の知事選を制した「必勝法」だ。県議らが多く応援に立ち、地方重視を印象付ける。20日にはJR大宮駅前で「埼玉の現場を知る人間として県政と国政の懸け橋になる」と、医師不足解消や犯罪防止を訴えた。(共同)