自民党の梶山弘志元地方創生担当相は25日午後、皇居での認証式などを終えて正式に経済産業相に就任した。有権者への金銭配布疑惑で同日午前に経産相を事実上更迭された菅原一秀氏の後任。安倍晋三首相は臨時国会での本格攻防を控え、政権運営の立て直しを急ぐ。野党は首相の任命責任などをただすため、衆院予算委員会の集中審議の開催を要求した。

自民党の森山裕国対委員長と立憲民主党の安住淳国対委員長は国会内で会談し、衆院で25日に予定していた全ての委員会審議を取りやめることで合意した。野党は来週の国会審議には応じる方向だ。菅原氏や自民党に対しては、公選法違反の疑いがある疑惑について説明責任を果たすよう求めていく。

梶山氏は自民党無派閥で衆院当選7回。2017年には地方創生担当相に就任し、1年余り務めた。自民党では政調会長代理や選対委員長代理などを歴任した。(共同)