西アフリカのブルキナファソ東部で、カナダの会社が操業する鉱山の従業員がバス5台で移動中、武装勢力に襲撃され、少なくとも37人が死亡、60人以上が負傷した。ロイター通信が6日、地元当局者の話として報じた。

犯行声明は出ていないが、ブルキナファソや隣国マリ、ニジェールなどサハラ砂漠南部のサヘル地域では、イスラム過激派が台頭し治安が急速に悪化している。

同社や地元当局者によると、バスは軍が護衛していた。道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、先導していた軍の車両が被害を受けた。その後、武装勢力が銃を乱射したという。

2012年にマリで反乱軍のクーデターが起きた後、混乱に乗じて国際テロ組織アルカイダ系の勢力がマリ北部で勢力を拡大し、地域が不安定化した。過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力も出現し、国境を越えてブルキナファソやニジェールでも襲撃を繰り返している。

今月1日にはマリ北部で軍拠点が襲われ、兵士50人以上が殺害された。(共同)