群馬県高崎市が発注した高崎芸術劇場の照明備品の指名競争入札で入札予定価格を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反の容疑で市の課長や劇場館長らが逮捕された事件で、県警捜査2課は19日未明、劇場を家宅捜索した。資料を押収し価格が漏えいした経緯などについて詳しく調べる。

18日に逮捕されたのは、高崎市総務部企画調整課付課長佐藤育男容疑者(50)、高崎芸術劇場の館長菅田明則容疑者(66)、高崎市にある阿久沢電機社長阿久沢茂容疑者(68)の3人。

県警によると、1月ごろ、劇場の照明備品の入札予定価格が佐藤容疑者から菅田容疑者に、その後、阿久沢容疑者に伝えられ、阿久沢電機が予定価格に近い価格で落札した。

高崎芸術劇場はJR高崎駅東口にあり、9月にオープン。ホームページによると「国内最大級の舞台面積と、舞台間口の広さを持つ2027席の大劇場」を備え、音楽や舞台芸術の大型公演に対応している。(共同)