菅義偉官房長官は19日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」を巡って、国会議員の招待枠について今後、撤廃も含めて見直しを検討する考えを示した。高市早苗総務相は会見で、桜を見る会前日の夕食会費用に関し「政治資金規正法上の違反には全く当たらない」とした安倍晋三首相の説明について「総務省は個別事案に実質的な調査権を持っていない。予断を与えるようなことを述べるのは差し控えたい」と語った。

菅氏は、国会議員に便宜を図るような招待枠を廃止する考えはあるかと問われ「当然、そういう方向になってくる」と述べた。自民党が7月の参院選で改選を迎える参院議員の招待枠を設けていたことについて「事実関係は掌握していない」と述べるにとどめた。

橋本聖子五輪相は会見で「事務所に確認したところ、招待者を(党に)推薦したことはあると報告を受けた」と明らかにした。橋本氏は7月の参院選で5選を果たした。

高市氏は、野党が求める衆参両院予算委員会での集中審議に関し「国会での説明の要否は国会で決めることだ」とした。首相が15日と18日に官邸で記者団の取材に応じたことについて「マスコミには説明があった」とも述べた。

首相は19日午前8時20分ごろ官邸に入った。桜を見る会を巡る記者団の質問には応じなかった。(共同)