名鉄百貨店は22日、2020年度から原則月1回の休業日を設けると発表した。これまで名古屋市の本店は元日だけが休業日だった。働き方改革の一環で、社員の労働環境を改善する。「月1休業」は地方百貨店で導入しているケースがあるが、東京、大阪、名古屋といった大都市の百貨店では珍しい。 20年度の休業日は計12日間。繁忙期の7月、12月には休業日は設けないが、1月、8月はそれぞれ2回に増やす。休業日は1週間の中で売り上げが少ない傾向がある火曜日に設定する。 名鉄百貨店の月1休業は約20年ぶり。担当者は「労働力人口が減少する中、優秀な人材の確保のため決めた」と説明。休業日の増加は売り上げ減につながるが、「顧客とのパイプを強化し、少しでも抑えたい」としている。 名古屋市内の主要百貨店では今年、ジェイアール名古屋高島屋、松坂屋名古屋店、名古屋三越栄店もそれぞれ元日だけを休業日に設定。今後についてはいずれも「未定」としている。(共同)