立憲民主など野党でつくる首相主催の「桜を見る会」の追及本部は26日、内閣府を訪れ、政府が招待者名簿を廃棄したとする大型シュレッダーを視察した。

招待者名簿と同程度と見立てた約800枚の書類を処理したところ、わずか30秒余りで裁断は終わった。

視察した山井和則衆院議員は記者団に、シュレッダーの利用が重なって早期に廃棄できなかったとの政府の説明について「非常に疑わしい」と重ねて批判した。

これに対し、視察後、国会内で事情を聴かれた内閣府の担当者は「クリップを外す必要がある」などと述べ、利用には一定の時間がかかると釈明した。野党側はシュレッダーの予約履歴の開示を求めた。

内閣府は招待者名簿に関し、共産党の宮本徹氏が資料要求した5月9日に廃棄。大型連休前から廃棄の準備をしていたが、他の部署と利用が重複し、5月9日にずれ込んだと説明。野党は「証拠隠滅だ」と非難している。

菅義偉官房長官は記者会見で「シュレッダーの利用を調整し、廃棄が5月9日になった。宮本氏の資料要求とは全く関係ない」と述べた。(共同)