相模鉄道(相鉄、横浜市)とJR線の直通運転が30日始まった。相鉄の西谷駅(同市)とJR東海道貨物線を結ぶ新線(約2・7キロ)を利用し、相鉄とJRの車両が相互に乗り入れる。神奈川県央部と東京都心部の移動時間短縮が期待される。

相鉄の海老名駅(神奈川県海老名市)で30日早朝、JR新宿駅に乗り入れる1番列車の出発式が行われた。千原広司社長らがテープカット。横浜の海を再現した「ヨコハマネービーブルー」の新型車両の12000系電車が走りだした。相鉄は横浜駅始発で、都心乗り入れは念願だった。

相鉄によると、海老名から新宿まで最速58分。横浜駅で乗り換える場合に比べ約10分短縮する。朝のラッシュ時は1時間当たり4本を運行する。一部の電車はJR川越線の川越駅(埼玉県)まで行く。

JR東日本によると、羽沢横浜国大駅(横浜市、新設)と武蔵小杉駅(川崎市)間の利用客を1日当たり約6万3千人と見込む。

3年後に羽沢横浜国大駅から東海道新幹線新横浜駅を経由して、東急東横線の日吉駅を結ぶ新線も完成する予定。相鉄沿線は通勤通学の利便性向上で居住地としての人気も拍車が掛かりそうだ。(共同)