秋田県上小阿仁村の道の駅「かみこあに」を拠点とし、自動運転の車が客を乗せて、集落や村役場、診療所などを結ぶ運行サービスが30日、始まった。国土交通省によると、自動運転車による定期の営業運行は全国初。運賃は200円だが、初日は無料での試乗会となった。

導入したのはヤマハ発動機の電気自動車(EV)1台。客5人が乗車でき、時速は12キロ程度。緊急時にハンドルを操作する係員が運転席に座るが、約1キロの専用区間では係員が助手席に移り、無人自動運転を行う。

定期便として、曜日で異なる2~5キロの3ルートを毎日運行する。定期便の合間に予約運行を受け付ける。荷物の運送サービスも今後始める。

国交省は2017年以降、上小阿仁村を含め全国18カ所の中山間地域で、高齢者らの移動手段確保に向けた自動運転の実証実験を行っている。(共同)