36人が犠牲になった京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、死亡した社員らの労災が認定され、補償の支給が始まったことが15日、複数の遺族への取材で分かった。

申請した遺族によると、昨年に支給決定通知書が届き、既に一部が口座に振り込まれたという。

労災は、仕事中に死亡したり、けがをしたりした場合に申請し、労働基準監督署が調査して、支給を個別に検討する。京都労働局は事件後「就業中に被災した可能性が高いのではないか」と認定に前向きな姿勢を示していた。

昨年7月18日に発生した事件では、第1スタジオにいた社員70人のうち、36人が死亡し、33人が重軽傷を負った。(共同)