東京地検の斎藤隆博次席検事は23日の定例記者会見で、レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)=金融商品取引法違反と会社法違反の罪で起訴=を逮捕した際の取り調べ時間は、最長の日で6時間だったと明らかにした。被告が逃亡後の会見で「1日に8時間取り調べを受けた」とした主張に、改めて反論した形。

斎藤氏は、2018年11月の1回目の逮捕以降、ゴーン被告を取り調べた約70日のうち、6時間を超えたのは1日だけで、平均4時間弱だったと説明した。

ゴーン被告の弁護人だった高野隆弁護士が今月11日付のブログで「平均7時間の取り調べを受けた」と記載したことにも反論。ブログは取り調べの開始と終了の時刻が記載されているが、その間には食事や入浴、接見などの時間も含まれているとして、「事実とかけ離れている」と指摘した。(共同)